審査員:原 高史

原 高史

原 高史(コンテンポラリーアーティスト、東北芸術工科大学准教授)

プロフィール

1968年 東京都生まれ。
現代美術家/東北芸術大学グラフィック学科准教授。

多摩美術大学絵画科油画専攻大学院修了。
90年代後半よりインスタレーション、プロジェクト、絵画作品をギャラリー、美術館などで発表。
2000年から文化庁在外研修およびポーラ美術振興財団在外研修にてドイツ・ベルリンに滞在。
主な活動として、地域の人々とのコミュニケーションを通して得られた「ことば」を絵と共にパネルに描き、 歴史的建物や、地域一帯の窓を埋め尽くすプロジェクト『Signs of Memory』を世界で展開。
シンガポールビエンナーレ、ハバナビエンナーレをはじめ、ドイツ、日本、ブラジル、中国、香港、台北などで発表。
企業や行政、教育機関などとのアートコラボレーション、ワークショップ等も行っている。
デザイン、アート、プロジェクトを社会に投じる団体comport/コムポートを2012年から展開している。

原 高史 Webサイト

コメント

リキテックス アートプライズが日本の若いアーティストを育てる為に2012年世界に向けて発信しました。 リキテックスビエンナーレから26年。 今、元気のない日本のアートシーンを若いアーティスト達が元気を取り戻し、今まで以上にアートの世界を元気にする大きなきっかけになることと信じています。 私はずっとリキテックス絵の具と共に歩んできました。 今もスタジオで制作しながら絵の具達は私に声をかけてくれています。 次の色は‥?ここにはどの色?絵の具に真剣に聞けばきちんと答えてくれます。 信頼できる画材達と真剣に付き合い、裏切らないように制作しています。 私が確信できることは絵一枚にはものすごい力があり、いろいろな関係をつくってくれるということです。 これから作り出すあなたの一枚の絵があなたを世界に導いてくれることでしょう。 一枚の絵があなたのことを知らない人達に紹介してくれたり、実際にあなたをいろいろな場所に連れて行って、いろいろな人に会わせてくれます。 時にはあなたのことを守ってくれたり、褒めてくれたり、ご褒美もくれます。 絵一枚の力を信じて下さい。 真剣に向き合えばあなたの人生を変えてくれることでしょう。 一人しかいないスタジオにたくさんの夢を持ってきてくれます。 絵の前ではごまかさず、恥ずかしがらず、集中してあなたの世界を作り上げて下さい。 自分を信じて自分に負けないようにこのチャンスを生かして下さい。 もうすぐあなたの作品にお会いできることを楽しみにしています。

プロフィール 詳細

経歴
1992年 多摩美術大学絵画科油画大学院修了(90年同大学同学科卒業)
2000-2002年 ドイツベルリン バイセンゼー大学
2000年 文化庁芸術家在外研修 ドイツ・ベルリン
2001年 ポーラ美術振興財団在外研修 ドイツ・ベルリン

活動歴
Signs of Memory Project/窓プロジェクト/展覧会
2011年 ``Asian Art-Sustain``in Berlin : Natural Mote Berlin(ベルリン)/おおさかカンヴァス推進事業(大阪)
2010年 Detour :香港/MOCA Taipei:當代藝術館MOCA(台湾・台北)Animamix/MOCA Taipei(台湾・台北)/NIPPON ARTNEXT/東京芸術学舎
2009年 Lifestyle Neo JapanesqueYi&C(台湾・台北)/クリチバビエンナーレ(ブラジル・クリチバ)/ハバナビエンナーレ(キューバ・ハバナ)
2008年 Akasaka Art Flower 08 旧赤坂図書館(東京)/Signs of Memory 2008 in Sao Paulo/SESC(ブラジル・サンパウロ)Intercultural Dialogs/Natal(ブラジル)第4回府中ビエンナーレ『色をめぐる冒険』/府中市美術館(東京)/『旅』展 文化庁芸術家在外研修制度 40周年記念/国立新美術館(東京)
2007年 Das abc dir Bilder/国立ベルガモンミュージアム/Pocheon Asia ビエンナーレ(韓国)
2006年 シンガポールビエンナーレ/シティホール、HDB、IMF国際通貨基金会議/KUNST SOMMERヴィスバーデン中央駅、バッサートゥム(ドイツ・ヴィスバーデン)/越後妻有トリエンナーレ 大地の芸術祭/新潟県十日町市学校町一丁目
2005年 HYUNDAI x TAKAFUMI HARA アートコラボレーション/HYUNDAIデパートソウル全7店舗(韓国)
2004年 Projekt Augststr(ドイツ・ベルリン)/Projektausstellung/DNA in Berlin(ドイツ・ベルリン)
浦川原村の小さな道しるべ・横住メッセージのれん・有島商店街窓プロジェクト(新潟)
新潟県うらがわらサインオブメモリープロジェクト 1999年

個展
Wada Fine Arts(東京)2011/2010/2009/2008/2007
Y++ Gallery Triwizart(北京)2008
DNA Gallery (ベルリン)2009/2007
SESC (ブラジル ) 2008
HK2012 (香港)
Detour(香港)2011

ワークショップ
2011 papic パルテノン多摩(東京)/コトバッチ おおさかカンヴァス推進事業(大阪)/KID ART CAMP (東北芸術工科大学)
2010 Pick Me, Pink Me (香港 )/AOBA+ART(神奈川)/Pick Me, Pink Me (台北當代藝術館・台湾)/561人の小さなノート・建成國中学校/當代藝術館
2009 家族の青空展覧会/パルテノン多摩(東京)/AOBA+ART (神奈川)/ハバナビエンナーレ 車の窓(キューバ)/138人の小さなノート・大阪府立相生中学校:水都大阪/352人の小さなノート・府中市立府中第八中学校+浅間中学校/府中市美術館
2008 AOBA+ART(神奈川)/SESC(ブラジル)
2006 シンガポールビエンナーレ・HDB/ 2005 越後妻有トリエンナーレ/大地の芸術祭10daysメッセージのれん

受賞歴
第11回伊豆美術祭展 大賞
第7回多摩秀作美術展 佳作
ART BOX大賞展’93 審査員賞

設置
新潟県上越市うらがわら 国道253号シンボルタワーサイン10基
新潟県うらがわら公園 彫刻